オーギュストロダンが連敗に終止符、プリンスオブウェールズSで6度目のG1制覇

2024年06月20日 13:59

 現地19日、英アスコット競馬場でG1プリンスオブウェールズステークス(芝10ハロン)が行われ、ディープインパクト産駒のオーギュストロダンが連敗に終止符を打つ勝利を手にした。

 オーギュストロダンは同厩馬ハンスアンデルセンら2頭のラビットが飛ばして縦長の展開となるレースで4番手の好位を確保。直線残り1.5ハロン付近で満を持して先頭に立つと、最後は後方から追い込んできた伏兵ザラケムを押さえてゴールに飛び込んだ。

 2着は3/4馬身差でザラケム。さらに1馬身差で2代父がハットトリックのオリゾンドレが続いた。2番人気のインスパイラルは最後方からの末脚勝負が不発で6着、昨年の仏二冠牝馬ブルーローズセンも見せ場なく7着に終わった。

 A.オブライエン厩舎の4歳馬オーギュストロダンは昨年に英ダービーなどG1を4勝。今年はドバイシーマクラシック12着、タタソールズゴールドカップ2着と連敗スタートだったが、今回の勝利で通算6度目のG1制覇となった。