ランニングライオンが英G2デュークオブケンブリッジS制覇、ゴスデン厩舎のワンツー

2024年06月20日 14:00

 現地19日、英アスコット競馬場でG2デュークオブケンブリッジステークス(4歳以上牝馬、芝8ハロン)が行われ、J&T.ゴスデン厩舎のランニングライオンが同厩馬ローレルと共にワンツーフィニッシュを決めた。

 外目の11番枠から出たランニングライオンは、序盤は他馬から離れたコース取りで先頭に。馬群と合流してからもハナを譲らず2馬身ほどのリードを保ち、残り2ハロン付近で追い出してからも脚色は衰えないまま。内ラチ沿いを上がってきたローレルに2馬身差をつけて逃げ切った。

 ランニングライオンは2018年の欧州年度代表馬ながら初年度産駒のみを残して早世したロアリングライオンの数少ない産駒。3歳まではG1仏オークスで最下位の15着などめぼしい活躍はなく、4歳となった今年も前走の英G3プリンセスエリザベスステークスで最下位の8着に沈んでいたが、伝統のロイヤルアスコット開催で重賞初制覇を果たした。