【プリンスオブウェールズS】復活オーギュストロダン今後の目標は?Kジョージ?秋は凱旋門賞?
2024年06月20日 18:24
<プリンスオブウェールズS>◇19日=アスコット(英国)◇G1◇芝1990メートル◇4歳上◇出走10頭
復活勝利のオーギュストロダン(牡4、A・オブライエン、父ディープインパクト)に対し、さっそく大手ブックメーカー各社が反応している。
「鬼門」とされたアスコット競馬場で結果を出したことから、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1、芝2390メートル、7月27日=アスコット)へ向けた単勝前売りオッズはパディパワー社が2・75倍の1番人気に設定。上半期の欧州12ハロン路線を締めくくる一戦の最有力候補に浮上してきた。
また、秋にフランスで行われる凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)へ向けた単勝前売りオッズではパディーパワー社、ラドブロークス社、コーラル社などがレース前のオッズ26~34倍から17倍の5番人気まで評価を上昇させている。
そして、レース後にエイダン・オブライエン師があらためて、ダート適性をほのめかしたことから、BCクラシック(G1、ダート2000メートル、11月2日=デルマー)へ向けたオッズもラドブロークス社、コーラル社がレース前の単勝前売りオッズ21倍を13倍へ上方修正している。
G1・6勝目を挙げ、完全復活を果たしたディープインパクト産駒オーギュストロダン。同じ厩舎で1歳下の英ダービー馬シティオブトロイとともに、今後はその動向に大きな注目が集まっていくのは間違いない。