ロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズステークスでオーギュストロダンの3着に敗れたオリゾンドレが、エクリプスステークスの登録を現地24日に取り消し。英インターナショナルステークスを次の目標とすることが明らかになった。

　ハットトリック産駒のダビルシムを父に持つオリゾンドレは、昨年の英チャンピオンステークスでも3着に好走。今年は地元のフランスでイスパーン賞2着など堅実な活躍を重ねて再びアスコット競馬場に戻り、ロイヤルアスコット開催の花形イベントでオーギュストロダンから2馬身圏内に善戦した。

『attheraces.com』などによると、オリゾンドレを共同所有するグスリーレーシングのレーシングマネージャー、P.シェブーブ氏は「オリゾンドレは素晴らしいレースをしました。精神的に大きく成長しています。枠順次第で次はもっとポジティブに彼を使うことができます」「プランを決める必要がありますが、8月の英インターナショナルSに登録するつもりです」と具体的に言及している。

　また、シェブーブ氏は同厩でコモンウェルスカップ5着のクラシックフラワーを「上位5頭で唯一の牝馬でした」と高評価。今後は共同所有者や調教師と相談とした上で「彼女はすでにG2を勝っているし、G1勝ちにトライするつもりです。恐らく次のターゲットは凱旋門賞ウィークのアベイドロンシャン賞になるでしょう」とコメントした。