アンリマティスが愛G2レイルウェイS制す、厩舎の歴代勝ち馬には名馬ずらり

2024年07月02日 13:25

 現地30日、愛カラ競馬場でG2レイルウェイステークス(2歳、芝6ハロン)が行われ、W.ローダン騎乗のアンリマティスが勝利した。

 レース前半は後方からとなったアンリマティスだがローダン騎手の仕掛けに応えてじりじりと伸び、ゴール前で先頭のザストライキンバイキングをとらえて差し切った。

 2022年の欧州2歳王者ブラックベアードの全弟で1番人気に推されていたタンブリッジウェルズは、同じA.オブライエン厩舎勢でもある勝ち馬から4馬身差の4着に終わった。

 ウートンバセット産駒のアンリマティスはデビュー2連勝。ピヴォタル産駒の母イモータルヴァーズは英G1コロネーションステークスと仏G1ジャックルマロワ賞を連勝した活躍馬で、半兄のテネブリズムも仏G1ジャンプラ賞などG12勝している。

 またオブライエン厩舎は今回が14回目のレイルウェイS勝ち。その勝ち馬には英2000ギニーを制したキングオブキングスとジョージワシントン、英愛2000ギニーなどG17連勝した「ザ・ロック」ことロックオブジブラルタル、愛2000ギニー馬で種牡馬としても成功したマスタークラフツマンなどがいる。