現地27日、米デルマー競馬場でG1ビングクロスビーステークス（ダート6ハロン）が行われ、H.べリオス騎乗の1番人気ザチョーズンヴロンが快勝した。

　ザチョーズンヴロンは4頭が横一線となった序盤のハナ争いに加わり、外を回らされながらも楽な手応えで第3コーナーまでに先頭を確保。直線に入って鞍上が追い出すと難なくセーフティーリードを築き、2着のクローズザゲームシュガーに2馬身1/4差をつけてゴールした。

　J.クルージャック厩舎のザチョーズンヴロンはヴロンスキー産駒の6歳セン馬。昨年は8連勝でこのレースを制してG1初制覇を飾り、秋のG1ブリーダーズカップスプリントは5着。その後は再び連勝街道に乗り、6連勝でビングクロスビーS連覇を達成した。