マルキーズドゥセヴィニエが仏G1ロートシルト賞も連勝、次走はジャンロマネ賞
2024年07月29日 12:10
現地28日、仏ドーヴィル競馬場でG1ロートシルト賞(3歳以上牝馬、芝1600m)が行われ、A.プーシャン騎乗のマルキーズドゥセヴィニエが1番人気に応えて4度目のG1勝利を手にした。
直線コースで中段に控えたマルキーズドゥセヴィニエは馬場の中央寄りに持ち出すと残り400メートル付近で楽な手応えのまま上がっていき、プーシャン騎手が仕掛けるとすぐさま先頭に。ラチ沿いで伏兵エクセレントトゥルースが食い下がるも、これを1馬身差で退けた。
3着はさらに1馬身半差でローグミレニアム。昨年の仏二冠牝馬で2番人気のブルーローズセンは勝ち馬から5馬身差の最下位(7着)に沈んだ。
A.ファーブル厩舎のマルキーズドゥセヴィニエはシユーニ産駒の5歳馬。昨年のこのレースでG1初制覇を果たすと続く仏G1ジャンロマネ賞も勝ち、今年は5月の仏G1イスパーン賞からの連勝でロートシルト賞の連覇を達成した。
なおオーナーブリーダーのE.ロスチャイルド氏は「凱旋門賞の前哨戦としてジャンロマネ賞(8月18日、仏G1、芝2000m)に行く。それが私たちが話し合ったルートだ」と『スカイスポーツレーシング』に語っている。