アオモリシティーが英2歳G2ヴィンテージSを快勝、今後は米BC遠征も視野に

2024年07月31日 12:33

 現地30日、英グッドウッド競馬場で行われた2歳G2ヴィンテージステークス(芝7ハロン)は、1番人気のアオモリシティーが内ラチ沿いで3、4番手をキープし、直線の追いくらべから余力十分に抜け出して快勝した。

 最後方から大外を追い込んだ最低7番人気のウルフオブベイドノックが1馬身3/4差の2着に続き、さらに1馬身1/2差の3着には2番人気のクールフーフルークが逃げ粘っている。

 アオモリシティーはC.アップルビー調教師が管理するオアシスドリーム(父グリーンデザート)産駒の牡馬でゴドルフィンの所有。6月13日にノッティンガム競馬場の芝6ハロンでデビュー勝ちするも、2戦目の前走はG2ジュライステークスで3着に敗れ、2度目の重賞挑戦でチャンスをものにした。

 このレースを2019年のピナトゥボ以来となる2勝目としたアップルビー師は「ジュライSの内容で7ハロンが合いそうだと感じていた」「コーナーでは狭くなり気持ちを強く持たなければならなかったし、ブリーダーズカップジュベナイル(ターフ)に向けて教育しても損はない」と英競馬メディア『attheraces.com』などにコメントしている。