【BCクラシック】日本馬快挙へフォーエバーヤングなど3頭…主催者が有識者のランク発表

2024年08月01日 13:24

 ブリーダーズカップ(米国)の主催者ホームページは30日、BCクラシック(G1、ダート2000メートル、11月2日=デルマー)へ向け、優勝候補馬10頭を挙げる「BCクラシック・ランキング」の第1週目の結果を発表した。

 このランキングは競馬メディアやBC開催の関係者など、公表された有識者(日本人含む)の投票によるポイントシステム(投票内容は非公開)で、10月8日まで毎週発表予定。「BCクラシック・ランキング」はレースへの出場資格や選出には影響しない、とされている。

 第1週の首位には284ポイントで、ベルモントS、ハスケルSを制したドーノック(牡3、D・ガーガン)とメトロポリタンHを圧勝したナショナルトレジャー(牡4、B・バファート)の2頭が並んだ。

 3位(211ポイント)にはケンタッキーダービーで大敗したものの、復帰戦となったG2ジムダンディSを制したフィアースネス、4位(200ポイント)には日本馬でケンタッキーダービー3着のフォーエバーヤング(牡3、矢作)が入った。

 以下、5位がシエラレオーネ(171ポイント)、6位がキングスバーンズ(143ポイント)、7位がセニョールバスカドール(132ポイント)、8位がシティオブトロイ(128ポイント)、9位がウシュバテソーロ(126ポイント)、10位がデルマソトガケ(94ポイント)となっている。

 ホームページの記事のタイトルでは「ドーノックとナショナルトレジャーが同じポイントで首位タイ」となっていることとともに、「トップ10に日本のスター3頭が含まれている」ことが強調されている。秋の米西海岸のデルマー競馬場、世界のホースマンたちも“日本馬のBCクラシック初制覇”という快挙を意識しているのは間違いなさそうだ。

出典:日刊スポーツ