シンデレラズドリーム、ターフティアラ第2戦のサラトガオークスも制す

2024年08月03日 11:24

 米牝馬芝三冠"ターフティアラ"の2戦目に当たるG2サラトガオークス(3歳牝馬、芝9.5ハロン)が現地2日にサラトガ競馬場で行われ、シンデレラズドリームが初戦のG1ベルモントオークスに続く二冠制覇を果たした。

 序盤は5頭立ての最後方に控えたシンデレラズドリームは、コーナーで外を回らされて4番手で直線へ。しかしW.ビュイック騎手が追い出すと難なく先頭まで突き抜け、最後は2着のキャシーンマリッサに1馬身半差の快勝だった。

 C.アップルビー厩舎のシンデレラズドリームはシャマーダル産駒。デビュー4連勝で臨んだ5月のG1英1000ギニーでは7着と初黒星を喫したが、前走のベルモントオークスでG1初勝利。さらに今回で三冠制覇に王手をかけた。

 ただし米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、アップルビー調教師は今後のレースの選択肢としてターフティアラ最終戦のG3ジョッキークラブオークスではなく、カナダG1のE.P.テイラーステークス(9月14日)か、米G1クイーンエリザベス2世チャレンジカップ(10月12日)を挙げており、11月のブリーダーズカップも視野に入れていることを明かしている。