仏G3ルー賞、ガリレオ産駒のクロンダイクが重賞初制覇

2024年08月07日 12:44

 現地3日、仏ドーヴィル競馬場で行われたG3ルー賞(3歳以上、芝2500m)は、2番手で中間点を通過した2番人気のクロンダイクが直線で抜け出し、最後方の6番手から馬群の中を追い込む3番人気セイクリッドスピリットを1馬身差に封じた。

 さらに1馬身1/4差の3着に5番人気のマニアティクが5番手から続き、1番人気のモンドソレイユは3番手から伸び切れず4着に敗れた。

 クロンダイクは英国のW.ハガス調教師が管理するガリレオ産駒の4歳牡馬で重賞初制覇。昨年8月の英G3ジェフリーフリアステークスで最下位に敗れると喉の手術を受け、9カ月の休養から復帰した今年は6月にリステッドを勝っていた。なお、ドバウィ産駒の半兄ケマリは2021年にロイヤルアスコット開催のG2クイーンズヴァーズを勝っている。