アンビエンテフレンドリー陣営、英インターナショナルSへ英・愛ダービー以上の手応え
2024年08月14日 13:40
J.ファンショー調教師の管理するアンビエンテフレンドリーが、次週に控える英インターナショナルステークスに向けて「準備万端」の構えだ。英競馬メディア『attheraces.com』が関係者の声を交えて近況を報じている。
アンビエンテフレンドリーは5月にリングフィールド競馬場の英ダービートライアルステークスを4馬身半差で圧勝して本番への道を開き、当日は5.5倍と高い人気を集めるもシティオブトロイの2着に敗れた。
6月末には愛ダービーに参戦。1番人気で3着というパフォーマンスは関係者を喜ばせたが、同時に、距離短縮について考えるきっかけにもなった。その結果として、彼は1マイル半(12ハロン)のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスをスキップし、1マイル1/4(10ハロン)でシティオブトロイと対決するためにヨークへ向かう。
現地13日、アンビエンテフレンドリーがR.ハヴリン騎手を背にニューマーケット競馬場ジュライコースで行った調教は、ヨークシャーへの旅に向けて関係者がまさに望んだものとなった。
オーナー一家のT.グレドリー氏は「今朝、彼はジュライコースで軽く運動したが、ラブ(ハヴリン騎手)はこれまでにないと言っていた」と絶好調をアピール。「平坦で左回りの1マイル1/4は理想的なのではないかと思う。確かに、何頭か非常に良い馬がいるが、彼はこれまで以上の着順があり得ると調教師も騎手も話している」と、惜敗した英・愛ダービー以上の結果も得られると大きな手応えを口にした。
グレドリー氏は「ジャドモント・インターナショナルという非常に格の高いレースだし、どっしり構えて勝つだろうとまでは言わないが、皆が彼の状態に凄く満足している。これ以上ないとね」と成長力に自信を見せ、アンビエンテフレンドリーが発展途上で4歳の来年も現役を続けさせると続けた。