英インターナショナルSに挑むカランダガン、パスキエ騎手は慎重な中にも大きな信頼

2024年08月14日 13:43

 英インターナショナルステークス(21日)に出走を予定しているフランスのカランダガンについて、主戦のS.パスキエ騎手はさらなる進化があると確信している。

 アガ・カーン殿下が所有するセン馬はパリロンシャン競馬場での圧倒的なG3連勝からロイヤルアスコット開催で1マイル半(12ハロン)へと距離を延長し、キングエドワード7世ステークスを6馬身差で楽勝した。

 F.グラファール調教師はエリートレベルでの初勝利に向けて再び距離を10ハロンに戻し、英ダービー馬シティオブトロイや同2着のアンビエンテフレンドリーらを相手にしようとしている。

 デビュー2戦目から前走まで5戦連続で手綱を任されている経験豊富なパスキエ騎手は、英メディアの『Sky Sports Racing』の取材に対して「いい馬だがやはり難しいレースだ」と慎重な姿勢。

 しかし、その一方で「先週、彼に跨ったよ。木曜日(15日)に最終追い切りをすると思う。変わらず良い状態だ」「彼は日々異なることを学んでいる。アスコット(キングエドワード7世S)で見せたとおりだし、ヨークの2000mでもやれるのではないかな」と、カランダガンにとって大きな挑戦であることを受け入れつつも、進境著しい3歳馬に多大な信頼を寄せている。