現地17日、米デルマー競馬場でG1デルマーオークス（3歳牝馬、芝9ハロン）が行われ、アイスクリームユースクリームがデビュー4連勝で無傷のG1馬となった。

　最内枠から出てハナを切ったアイスクリームユースクリームは、向こう正面でいったん1番人気のウィスキーディシジョンに先頭を譲って2番手で待機。第3コーナーで外から上がっていって再び先頭に立つと、直線では後続を寄せ付けずに2着のメドロに1馬身半差の快勝を収めた。

　3着はさらに1馬身1/4差でゾナヴェルデ。ウィスキーディシジョンは直線で力尽き、勝ち馬から7馬身差の6着に沈んだ。

　P.ダマート厩舎のアイスクリームユースクリームはトワーリングキャンディ産駒。デビュー3連勝で前走のG2サンクレメンテハンデキャップを制して重賞勝利を手にし、初G1のここでも危なげなく無敗をキープした。