マルキーズドゥセヴィニエが仏G1ジャンロマネ賞も連覇、次は凱旋門賞へ

2024年08月19日 12:20

 現地18日、仏ドーヴィル競馬場でG1ジャンロマネ賞(4歳以上牝馬、芝2000m)が行われ、圧倒的な1番人気に推されていたマルキーズドゥセヴィニエが昨年からの連覇を果たした。

 5頭立ての最後方からレースを進めたマルキーズドゥセヴィニエは、そのまま直線に入ると大外からスパート。残り200メートル付近で先頭に立つもライバルたちを振り切れず苦しい展開となったが、最後はアメリカンソーニャにアタマ差で競り勝った。

 さらに短クビ差でマクサスが3着に入り、昨年の仏二冠牝馬ブルーローズセンは勝ち馬から3/4馬身差の4着だった。

 A.ファーブル厩舎のマルキーズドゥセヴィニエはシユーニ産駒の5歳馬。昨年のロートシルト賞でG1初制覇を果たすと続く仏G1ジャンロマネ賞も勝ち、今年は4月のリステッド勝利で始動すると5月の仏G1イスパーン賞からG1レース3連勝でロートシルト賞とジャンロマネ賞の連覇を達成した。

 競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、陣営は10月6日の凱旋門賞が目標であること、今回が本番前の最後の実戦であることを明らかにしている。