現地21日のG1英インターナショナルステークスを制した英ダービー馬シティオブトロイは、11月の米G1ブリーダーズカップクラシックへ向けて前哨戦を使わずに直行する見込みであることが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　A.オブライエン厩舎のシティオブトロイは、英ダービーからエクリプスステークスを挟んで英インターナショナルSまでG1を3連勝。父が米三冠馬ジャスティファイという血統から、かねてよりダート10ハロンのBCクラシック参戦が浮上していた。

　オブライエン調教師は「みんなの話を聞くと、シティオブトロイはBCクラシックに直行するようだ」とコメント。ただし米遠征前に初のダート戦に慣れるために全天候型のサウスウェル競馬場かウルヴァーハンプトン競馬場で調整を行う予定だと話している。