​仏G2ドーヴィル大賞、ドイツから遠征の牝馬クアンタナメラが圧勝

2024年08月27日 12:20

 現地25日、仏ドーヴィル競馬場でG2ドーヴィル大賞(芝2500m)が行われ、ドイツから遠征してきたクアンタナメラが4馬身差の圧勝を見せた。

 スタートが今ひとつだったクアンタナメラは6頭立ての最後方近くからのレースに。淡々としたペースで逃げていた1番人気のアレストが直線入り口からのスパートでリードを広げたが、直線に入るとクアンタナメラの脚色が素晴らしく、あっさりとアレストをかわすとそのまま突き放して余裕の勝利を収めた。

 A.スボリッチ厩舎のクアンタナメラはロペデヴェガ産駒の4歳牝馬。2歳時にG3を勝って以降は昨秋の独G1バーデン大賞4着、前走の独G1ダルマイヤー大賞も4着と牡馬に混じって善戦どまりだったが、フランス遠征で久々の白星を手にした。