​ヴァンディークの引退が決定、2歳時に短距離G1を2勝

2024年08月27日 12:40

 欧州で短距離G1を2勝したヴァンディークが現役を引退し、チェヴァリーパークスタッドで種牡馬入りすることが発表された。英競馬メディア『At The Races』などが報じている。

 ハヴァナグレー産駒の3歳馬ヴァンディークは、2歳時に仏G1モルニー賞と英G1ミドルパークステークスを制覇するなどデビュー4連勝。しかし3歳となった今年は体調不良でロイヤルアスコットでの英G1コモンウェルスカップを回避するなど順調さを欠き、7月の英G1ジュライカップなどを2戦していずれも3着だった。

 そして今月初めの仏G1モーリスドゲスト賞を目指している最中に再び故障。軟組織の損傷と診断され、今季中の復帰が見込めないことから種牡馬入りの決定が下された。通算成績は6戦4勝。