アンビエンテフレンドリー、スミヨン騎手で凱旋門賞の前哨戦へ
2024年09月04日 13:45
英ダービー2着など春のクラシックで好走した3歳馬アンビエンテフレンドリーが、C.スミヨン騎手を新たな鞍上に据えて現地15日の仏G2ニエル賞に向かうことが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。
J.ファンショー厩舎のアンビエンテフレンドリーはグレンイーグルス産駒。クラシック以降はR.ハヴリン騎手が主戦を務め、英ダービー2着、愛ダービー3着と善戦した。ただし前走のG1英インターナショナルステークスでは10着と大敗していた。
日本での騎乗経験が豊富なことでも知られるスミヨン騎手は、2006年にA.ファーブル厩舎のレイルリンクでニエル賞を制覇。レイルリンクはS.パスキエ騎手に乗り替わった次走の仏G1凱旋門賞で日本のディープインパクトらを下して勝利した。
ニエル賞は凱旋門賞の前哨戦と位置づけられており、日本馬ではキズナ(2013年)とマカヒキ(2016年)が勝利。近年は勝ち馬の本番での成績は今ひとつだが、過去には前述のレイルリンクのほか、モンジュー、シンダー、ハリケーンランなどが凱旋門賞も連勝している。また、19年の勝ち馬ソットサスは翌20年に凱旋門賞を制した。