「Road to the Kentucky Derby」、次回の仕様変更が発表

2024年09月07日 13:30

 米チャーチルダウンズ社は現地6日、今秋から来春にかけて実施されるケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「Road to the Kentucky Derby」について、出走頭数に応じて調整が入る仕様変更などを発表した。米競馬メディア『Daily Racing Form』や『bloodhorse.com』が報じている。

 この変更により、出走馬が5頭の場合は付与ポイントが75%に、4頭以下では50%に減らされる。例えばG1フロリダダービーが5頭立てで行われると、同レースで付与される合計ポイントは本来の200から150に減り、勝ち馬の獲得ポイントは100から75、2着馬は50から37になるという。

 また次回から新たにバージニアダービーがシリーズ対象レースに追加。同レースはこれまでコロニアルダウンズ競馬場の夏開催にて芝9ハロンで行われていたが、来年からは春開催のダート戦に変更となる。

 なおUAEダービーは米本国のシリーズから外され、新たに編成された「Euro/Mideast Road to the Kentucky Derby」に組み込まれる。同シリーズには仏G1ジャンリュックラガルデール賞などが含まれており、ポイント上位2頭にKYダービー出場権が与えられる。

 日本のレースを対象とした「Japan Road to the Kentucky Derby」に変更はなく、従来どおりの全4レースで実施される。