グランドソナタが約2年半ぶりの重賞勝ち、米G2ケンタッキーターフカップを制す

2024年09月10日 12:50

 現地7日、米ケンタッキーダウンズ競馬場でG2ケンタッキーターフカップ(芝12ハロン)が行われ、T.ガファリオン騎乗のグランドソナタが勝利した。

 縦長となった馬群の中段からやや後方に控えたグランドソナタは、第4コーナーでもまだ後方。しかし直線で内を突いて末脚を伸ばし、最後は2着のハイウェイロバーに半馬身差の勝利を収めた。G1アーリントンミリオン2着の1番人気インテグレーションは4着だった。

 T.プレッチャー厩舎のグランドソナタはメダグリアドーロ産駒の5歳馬。3歳の2月にG3キトゥンズジョイステークスを勝ったが、その後は重賞で善戦止まりが続き、前走のG1ソードダンサーステークスは5着。しかし今回はしっかり勝ちきって約2年半ぶりの重賞制覇となった。

 なおこの勝利でグランドソナタは11月のG1ブリーダーズカップターフの優先出走権を獲得したが、米競馬メディア『bloodhorse.com』によると参戦するかどうかはまだ決めていないという。