イレジンが2年ぶりにフォワ賞制覇、コンティニュアスは3着
2024年09月16日 12:45
現地15日、仏パリロンシャン競馬場で凱旋門賞の前哨戦にあたるG2フォワ賞(芝2400m)が行われ、2年前の勝ち馬イレジンが接戦を制した。
レースは1番人気に推されていたハーツクライ産駒コンティニュアスが逃げるが、2番手のイレジン以下4頭も含めて一団に。そのまま直線に入って各馬が追い出すと、残り200メートル付近でイレジンがコンティニュアスをとらえて先頭に立つ。
さらに3番手からザリアも追い上げてきたが、イレジンは先頭を譲らず短クビ差で押し切った。コンティニュアスはさらに2馬身半差の3着まで。昨年の仏G1パリ大賞勝ち馬フィードザフレームは直線半ばでC.デムーロ騎手が追うのをやめ、そのまま競走を中止した。
J.ゴーヴァン厩舎のイレジンはマンデュロ産駒の7歳セン馬。2022年秋にフォワ賞を勝ち、続く仏G1ロワイヤルオーク賞も連勝した。23年春には仏G1ガネー賞を勝利。今回は今年2レース目となる6月末の仏G1サンクルー大賞以来のレースだったが、昨年2着のフォワ賞を2年ぶりに制覇した。
なおイレジンはセン馬のため、仏G1凱旋門賞の出走権利がない。