フランス遠征中の田口貫太騎手（20＝大橋）が15日、ロワイヤン競馬場の3R、ロワイヤン賞（クラス3、芝2900メートル）でサクラチャン（牝5、小林智）に騎乗し、海外初勝利を挙げた。また、5R（芝1600メートル）ではワッサーファルブ（牡3、同）とのコンビで勝利を挙げ、2勝目を挙げた。

　3Rは7頭立ての2番枠からスタート。スムーズにハナを奪うと、最後の直線は後続を突き放し、2着に5馬身半差の勝利だった。サクラチャンは日本人の犬塚悠治郎氏の所有馬で、海外初騎乗だった先月4日のリオン・ダンジェ競馬場でコンビを組み、3着だった馬。継続騎乗で見事に結果を出した。

　5Rも日本で競走馬を所有する青芝商事の所有馬。11頭立てで道中は好位2番手追走から直線手前で先頭に立ち、力強く押し切った。この日は2鞍騎乗で1日2勝を達成。最高の結果となった。

出典：日刊スポーツ