疝痛で緊急手術のリフロケット、術後の合併症により安楽死

2024年09月18日 12:40

 昨シーズンの豪ダービーなどを制したリフロケットが、現地17日に死亡したことをC.ウォーラー調教師が公表した。同馬は14日に疝痛を発症して緊急手術を受け、術後の初期兆候は良好と発表されていたが、合併症に見舞われて安楽死の措置が取られた。

 ウォーラー師は声明の中で、リフロケットが豪ダービーをはじめヴィクトリアダービー、ローズヒルギニーなどの栄誉あるレースに勝利し、2023/2024シーズンにおけるニューサウスウェールズ州の最優秀3歳馬を受賞した功績を紹介。

「リフロケットの3歳時のキャリアは目を見張るものがあった」と称えるとともに、「(オーナーの)ケプティスファミリーだけでなく、クリス・ウォーラーレーシングのチーム全体にとっても悲痛な喪失だ。レースや最期の日々まで見せたファイティングスピリットの思い出とともに、リフロケットは我々の心の中で永遠に特別な位置を占めるだろう」と死を悼んでいる。