ディエゴヴェラスケスが愛G2ソロナウェイS快勝、コックスプレート挑戦も
2024年09月19日 13:13
現地14日、愛レパーズタウン競馬場でG2ソロナウェイステークス(芝8ハロン)が行われ、R.ムーア騎乗のディエゴヴェラスケスが圧倒的な1番人気に応えて快勝した。
大外枠から出たディエゴヴェラスケスは積極的に前のポジションを取りに行き、逃げ馬と差のない2番手を確保。残り2ハロンの直線入り口で先頭に立つと、後続を寄せ付けずに2着の伏兵ムタサレフに1馬身半差の勝利を収めた。
A.オブライエン厩舎のディエゴヴェラスケスはフランケル産駒の3歳馬。仏G1サンクルー大賞など重賞7勝のブルーム(父オーストラリア)の半弟で、7月の愛G3メルドステークスに続く重賞2連勝、通算3度目の重賞勝ちとなった。
オブライエン調教師は競馬メディア『Thoroughbred Daily News』に対し、「仏2000ギニー(4着)で乗ったクリストフ(スミヨン騎手)が、この馬はすぐにG1を勝つだろうと言っていた。ただ馬場が速すぎた仏ダービー(8着)に行ったのと、アスコット(英G2キングエドワード7世ステークス10着)で12ハロンに伸ばしたのは選択ミスだった」と反省のコメント。
そのうえで同師は「この馬はスピードタイプで、ブリーダーズカップマイルやコックスプレートに出られる馬だ」と続け、「10年前のアデレードはフランスの凱旋門賞トライアル(G2ニエル賞)で3着後にコックスプレートを勝った」と、かつての管理馬を引き合いに出していた。