豪G3ナチュラリズムS、ポジティビティが激闘制してコーフィールドCの出走権を獲得

2024年09月25日 13:15

 現地21日、豪コーフィールド競馬場で行われたG3ナチュラリズムステークス(3歳以上、芝2000m)は直線一杯に4頭が叩き合いを演じ、道中3、4番手の7番人気ポジティビティが4着まで0.32馬身差で決着する激闘を制した。

 0.15馬身差の2着に2番手追走の8番人気フューチャーヒストリー、さらに0.02馬身差の3着には勝ち馬の外を並走していた5番人気のギアアップが入線。その後ろから大外を伸びた2番人気のサンジョルジュが4着に続き、1番人気のイミディアシーは7着に敗れた。

 ポジティビティはA.フォースマン調教師が管理するアルマンゾル産駒の4歳牝馬で、5月のSAフィリーズクラシックに続く3度目の重賞制覇。3月のニュージーランドオークスでは橋詰大央騎手を鞍上に2着に善戦している。

 この勝利によりポジティビティはコーフィールドカップの優先出走権を獲得。この日は斤量54kgでの勝利だったが、コーフィールドCでの発表済みハンデは50kgのため、H.コフィー騎手は「玄米ダイエットをしなくてはならないかもね」と豪競馬メディア『racing.com』のインタビューに答えている。