マルキーズドゥセヴィニエのファーブル師、凱旋門賞での距離延長は助けになると自信
2024年09月25日 13:19
凱旋門賞で史上最多の8勝を誇るA.ファーブル調教師が、初の2400mに挑むマルキーズドゥセヴィニエについて、距離延長は歓迎との見方を示した。英競馬メディア『racingtv.com』などが報じている。
これまでにG1レースを5勝し、今シーズンはロートシルト賞とジャンロマネ賞の連覇を含む4戦無敗と絶好調のマルキーズドゥセヴィニエだが、来月の凱旋門賞ではまだ経験のない2400mを走ることになる。
しかし、ファーブル師は「私は牝馬が好きでね。多くの人が彼女にとって凱旋門賞は少々長いと考えているようだが、私は全く反対の意見だ。さらに2ハロン(400m)は彼女の助けになると本当に思っているよ」と歓迎の意向。
「彼女は柔らかい馬場が大好きで、能力に疑いはない。コースと距離に上手く対応するだろう。状態も非常に良い」と根拠を明かした。
また、24日の朝にはニエル賞を快勝して前売り人気の上位に躍り出たソジーも調教を行い、ファーブル師は両馬の動きに満足したとのコメント。「ソジーも強い馬だし、着実に成長している。不良馬場になるなら彼に向かないが、重馬場は大丈夫だ」「着実に良化し続けている点では、私がかつて管理した凱旋門賞馬の何頭かに似ているよ」と続けた。
なお、ファーブル師はどちらが上か言及することを避ける一方、どちらも上位4着までに入るチャンスが十分あると評価している。