2歳牝馬レイクヴィクトリアが無敗継続、英G1チェヴァリーパークSも完勝
2024年09月29日 10:41
英ニューマーケット競馬場で現地28日に2歳牝馬によるG1チェヴァリーパークステークス(芝6ハロン)が行われ、1番人気のレイクヴィクトリアが先行策から残り1ハロンで仕掛けられると、離れた集団の後方から伸びる3番人気デイライトに3馬身差をつけて完勝した。
レースは馬場の中央に4頭、外側に3頭と分かれて進み、レイクヴィクトリアは外側の先頭で手応え良く飛ばす。中間点を過ぎる頃にはレイクヴィクトリアが他の6頭を抑えて先頭に顔をのぞかせ、鞍上の腕が激しく動くライバルたちを尻目に満を持しての仕掛けで突き抜けた。
デイライトから1/2差の3着に続いた7番人気のアラビアンダスクともども勝ち馬とは最も遠いサイドを伸び、2番人気のバブーシュは勝ち馬を背後でマークするも終盤に失速して4着に終わった。
レイクヴィクトリアはA.オブライエン調教師が管理するフランケル産駒で、前走のG1モイグレアスタッドステークスなど3度目の重賞制覇。これで6月28日のデビュー戦から無傷の4連勝とした。
英競馬メディア『racingtv.com』が報じたコメントで、オブライエン師はレイクヴィクトリアを非常に機敏と評す一方、R.ムーア騎手が1マイルへの距離延長も問題ない旨の話をしていると打ち明け、次走でフィリーズマイルを狙う考えに言及している。
なお、大手ブックメーカーの『パディパワー』は、フィリーズマイルにおけるレイクヴィクトリアの前売りオッズを4倍から3.25倍へカットして1番人気に設定している。