​サブサナドールがバファート勢撃破、米G1カリフォルニアクラウンS制す

2024年09月30日 11:20

 現地28日、米サンタアニタパーク競馬場でG1カリフォルニアクラウンステークス(ダート9ハロン)が行われ、R.マンデラ厩舎のサブサナドールが強力なB.バファート厩舎勢を下した。

 3頭出しのバファート勢は2番人気のナショナルトレジャーがハナを奪い、3番手に1番人気のムース、5番手に5番人気のニューゲートがつけ、3番人気のサブサナドールは内の4番手から。

 コーナーでも内を確保して2番手に上がったサブサナドールは直線でナショナルトレジャーの外に出して追い上げ、そこへ外からニューゲートが猛追。最後は三つ巴の叩き合いをサブサナドールがアタマ差で制した。

 さらにハナ差の3着にニューゲート。ムースは直線で早々に脱落し、最下位の6着に沈んだ。

 サブサナドールはアルゼンチンで生まれたフォーティファイ産駒の5歳馬で、母国でG1を3勝して2023年途中に米国へ移籍。今年は3月のG1サンタアニタハンデキャップで2着と好走し、前走のG3フィリップH.アイズリンステークスで米国での重賞初制覇を達成していた。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、マンデラ調教師はレース翌日のサブサナドールの状態に問題はないと語り、11月2日のG1ブリーダーズカップクラシックに向かう予定を明らかにした。