オーギュストロダンは凱旋門賞を回避へ、オブライエン師はロスアンゼルスとコンティニュアスの2頭出し

2024年10月02日 12:30

 凱旋門賞の第2回登録取消が現地1日に受けつけられ、前日の第1回登録取消と変わらず18頭がエントリーを残した。しかし、その後にクールモアが公式サイトで今週末の想定を発表し、オーギュストロダンら3頭を回避させることが明らかになった。

 凱旋門賞を回避するのはオーギュストロダンとルクセンブルク、オペラシンガーの3頭で、愛競馬メディア『irishracing.com』などによると、A.オブライエン調教師はオーギュストロダンとルクセンブルクについては当日に予想される重めの馬場状態を理由に挙げ、オペラシンガーは牝馬限定のオペラ賞に回すとコメントしている。

 これにより、オブライエン師はロスアンゼルスとハーツクライ産駒コンティニュアスの2頭で凱旋門賞に臨む。オブライエン師はロスアンゼルスについて「我々はまだベストの彼を見たことがないと思う。彼は非常に大きな馬で肉体的に発展途上であり、1マイル半(2400m)が適しているのは間違いない」「我々は彼ができる限り好走できるよう、可能な限りのことをしてきたつもりだ」と伸びしろに期待。

 また、コンティニュアスに関しては3着に終わったフォワ賞を「逃げたのが彼に合わなかったし、ペースも明らかに遅かった。彼にはより厳しい流れの方が良いと思っており、その後の彼には非常に満足している」「どちらも馬場を苦にしないと思う」と評し、引き続きC.スミヨン騎手を鞍上に迎える見込みと話している。

 なお、オーギュストロダンはジャパンカップへの直行が濃厚とのこと。