9月に仏G1ヴェルメイユ賞を勝った4歳牝馬ブルーストッキングが、12万ユーロを払って現地10月6日の仏G1凱旋門賞に追加登録した。英競馬メディア『At The Races』などが報じている。

　R.ベケット厩舎のキャメロット産駒ブルーストッキングは、6月末の愛G1プリティポリーステークスでG1初制覇。7月の英G1キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークス2着、8月のG1英インターナショナルステークス4着と牡馬相手にも善戦し、凱旋門賞の前哨戦とも位置付けられているヴェルメイユ賞を制した。

　レインボウクエスト、ダンシングブレーヴ、レイルリンク、ワークフォース、エネイブルで凱旋門賞を勝っているジャドモントの欧州競馬マネジャーを務めるB.マホン氏は「馬の調子はいいと感じている。厳しい仕事になるだろうが、彼女は毎回しっかり自分のレースをする牝馬。今回もそうしてくれることを願っている」と話している。

　なおブルーストッキングが追加登録する一方で、ヴェルメイユ賞5着の3歳牝馬オペラシンガーが出走取消。現時点で登録馬は18頭となっているが、A.オブライエン調教師はオーギュストロダンとルクセンブルクの出走回避をすでに明かしている。