【凱旋門賞・現地情報】武豊騎手、9番ゲートは「あまり外は欲しくなかったので…」/前日取材

2024年10月06日 14:56

 レジェンド武豊騎手(55)が5日(日本時間6日未明)、決戦の地パリロンシャン競馬場で騎乗後に囲み取材に応じ、翌6日の凱旋門賞(G1、芝2400メートル)への意気込みを語った。11度目の挑戦となる今回は、キーファーズ松島正昭代表(66)が共同所有するアイルランドのG1・2勝馬アルリファー(牡4、J・オブライエン)に騎乗する。

一問一答は以下の通り。

-5日にパリロンシャン競馬場でG1・ロワイヤリュー賞(リリーハート=11着)に騎乗した印象は

武豊騎手 いつものロンシャンという感じですね。馬場(10段階で下から5番目の「スープル」=重)は極端に重くも軽くなかったけど、晴れが続いた割にちょっとヘビーでした。去年はロンシャンで乗ってなかったので、本番前に乗れたのはよかったです。

-今回の騎乗依頼を受けた時の気持ちは

武豊騎手 うれしかったですね。ジョッキーなら臨みたいレース。今年もいよいよ明日。すごくワクワクしています。

-1週前にアイルランドでアルリファーに初めて乗った

武豊騎手 すごく素直な感じの乗りやすい馬というのが第一印象。(ジョセフ・オブライエン師とは)「一緒に頑張ろう」という話をしました。

-アルリファーの長所は

武豊騎手 総合力が高いですね。2400(前走のベルリン大賞)で勝てたのは大きい。どんな馬場でも大丈夫だと聞いています。

-ゲートは9番となった

武豊騎手 あまり外は欲しくなかったので、まずまずですね。

-意気込みを

武豊騎手 アイルランドの馬ですけど、すごく楽しみです。勝ちたい気持ちは強いですし頑張りたいです。みんなはシンエンペラーを応援すると思いますけど負かしてやります!

出典:日刊スポーツ