【凱旋門賞】唯一の日本馬シンエンペラー12着、坂井騎手「馬場にちょっとずつ体力を奪われた」

2024年10月07日 14:45

<凱旋門賞>◇6日=仏パリロンシャン◇G1◇芝2400メートル◇3歳上牡・牝◇出走16頭◇1着賞金285万7000ユーロ(約4億5700万円)

 アイリッシュチャンピオン3着の3歳馬シンエンペラー(牡3、矢作)は12着に敗れた。道中は中団を追走。もまれない外めで運び、フォルスストレートを抜けてから満を持して追い出したが、伸びきれなかった。

 坂井瑠星騎手は「残念な結果になりましたが、やりたいレースはできました。馬の状態は前走よりも良かったですし、道中も雰囲気も良かったです。(馬場は)そこまで苦にしている感じはなかったんですけど、ちょっとずつ体力を奪われました。フォルスストレートが終わって、ペースが速くなったところでついていけなかった。人気にもなっていたし、期待もされていたので、結果を出せなかったのが申し訳ないです」と振り返った。

 凱旋門賞初騎乗については「レース自体は楽しかったです。何もできなかったわけでもなく、思った通りに乗れました。またいつかここに戻ってきて、勝てるように頑張りたいです」。若武者は前を向いた。

出典:日刊スポーツ