北米で活躍する木村和士騎手が5日、米西海岸のサンタアニタパーク競馬場で行われたG2ロデオドライブS（芝2000メートル）を4番人気ハングザムーン（牝4、P・ダマト、父アンクルモー）で制した。

　同レースはBCフィリー＆メアターフ（G1、芝2200メートル、11月2日＝デルマー）のトライアル競走。道中は7頭立ての最後方を進み、直線で豪快な大外一気の差し切りを決めた。勝ちタイムは1分58秒58。

　ハングザムーンと木村騎手のコンビは9月7日に行われた前走デルマーのG2ジョン・C・マビーSに続く重賞連勝。木村騎手は「後方からいい競馬をしてくれました。前走と作戦は変えず、序盤はゆっくりと進めました。反応も良く、最後はすごい脚を使ってくれました」とコメントしている。

　木村騎手は5、6日とサンタアニタパークで騎乗し、3勝を挙げた。重賞競走は5鞍で1勝2着2回3着2回の成績。前走G1デルマーデビュタントSを制したテンマで挑んだG2オークリーフSは3着、G1デルマーフューチュリティ2着マッキンジーストリートとのコンビで挑んだG1アメリカンファラオSは3着だった。

出典：日刊スポーツ