凱旋門賞4着ソジー、来夏のキングジョージとサンクルー大賞が目標/有力馬情報

2024年10月08日 12:40

 凱旋門賞で4着に敗れたフランスのソジー(牡3、A・ファーブル)は現役を続行し、来夏のサンクルー大賞(フランス)、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英国)を目標にしていくことになった。管理するアンドレ・ファーブル調教師が語っている。

 凱旋門賞にソジー、マルキーズドゥセヴィニエ、セヴェナズナイトの3頭出しだった今年のファーブル厩舎。7日の「アットザレーシズ」電子版の記事によると、ファーブル師は「レース後も3頭とも元気です」とコメント。1番人気で4着に敗れたソジーについては「おそらく(柔らかい)馬場の影響でしょう。最後は止まったけど、走りは悪くなかった。このような馬場状態が合わないのはわかっていました。来年も現役を続けて、サンクルー大賞やキングジョージなどの夏の大レースを狙っていきます」と語っている。

 5着のセヴェナズナイトは馬場状態が合っていたことを好走要因に挙げ、14着に敗れたマルキーズドゥセヴィニエの凡走は大外枠の不利が大きかったこと、不利もあったが、スローの流れで後方にいたので「ノーチャンスだった」と振り返っている。

 また、「今年の3歳牡馬にスターホースがいるとは思っていませんでした。ブルーストッキングが勝ったことに驚きはないですし、彼女は優秀な牝馬です。ただ、アスコットのキングジョージでは(ゴリアットに)完敗している。彼女もまた、スーパースターではないと思われます」と、今年の凱旋門賞が混戦だったことをあらためて評価している。

出典:日刊スポーツ