​ドメスティックプロダクト、父のいるアシュフォードスタッドで種牡馬入りへ

2024年10月15日 12:10

 8月の米G1アレンジャーケンスステークスを勝ったドメスティックプロダクトが、11月のG1ブリーダーズカップダートマイルを最後に引退し、父のプラクティカルジョークが繋養されているアシュフォードスタッドで種牡馬入りすることが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 C.ブラウン厩舎のドメスティックプロダクトは春に8.5ハロンのG3タンパベイダービーを勝ったが、10ハロンのG1ケンタッキーダービーでは落鉄もあって13着と完敗。以降は距離を短縮していき、G3ドワイヤーステークスからアレンジャーケンスSの重賞2連勝でG1初制覇を果たした。

 親子を手掛けたブラウン調教師は「彼は信じられないほどのフィジカルを持ち、本当に印象的。体格にも恵まれている」とコメント。クールモアのC.オコナー氏は「プラクティカルジョークはここに来た初日からブリーダーに大人気だ。レースでもセールでも素晴らしい成功を収めており、アシュフォードの誰もがドメスティックプロダクトが父と並ぶのを心待ちにしている」と期待を寄せた。