英2歳G3ゼットランドS、凱旋門賞チームのスターズインゼアアイズが快勝

2024年10月16日 13:05

 英ニューマーケット競馬場で現地12日に行われたG3ゼットランドステークス(2歳、芝10ハロン)は、最後方の7番手からレースを進めた2番人気のスターズインゼアアイズが、馬群の中から進出するとゴール前の追いくらべを1馬身差で制した。

 2番手追走の3番人気グリーンストームが2着に粘り込み、1番人気のシャックルトンは勝ち馬の直前から伸び切れずさらに3馬身1/4差の3着に敗れた。

 スターズインゼアアイズはR.ベケット調教師が管理するスタースパングルドバナー(父ショワジール)産駒の牡馬で、712日のデビュー戦から2カ月を空けた910日の2戦目に初勝利。今回は3戦目で重賞初挑戦だった。

 英競馬メディア『racingtv.com』などによると、ベケット師のブルーストッキングで凱旋門賞も制しているR.ライアン騎手は、スターズインゼアアイズをステイヤーと称し、この日のような馬場(Good to Soft)や、より悪化した馬場の適性が高く、3歳にかけて大きく成長すると将来性を評価している。なお、大手ブックメーカー『ベットフェア』と『パディパワー』は、英ダービーにおける前売りオッズを26倍に設定した。