米ダート中長距離路線で7連勝中のネクストが、11月2日の米G1ブリーダーズカップクラシック（ダート10ハロン）に参戦することが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　W.コーワンズ厩舎のネクストはノットディスタイム産駒の6歳セン馬。ダート11ハロン以上に狙いを定めた2022年秋から本格化し、昨年6月のG2ブルックリンステークスから連勝街道を驀進。先月のG3グリーンウッドカップ（ダート12ハロン）は10馬身差の圧勝だった。

　BC参戦に当たっては適距離ながら芝レースのBCターフ（芝12ハロン）か、慣れたダートながら距離短縮となるBCクラシックが浮上していたが、陣営は後者を選択。今週の追い切りで5ハロン1分01秒を見たコーワンズ調教師は「バターのようにスムーズだった」と好調ぶりを強調し、「10ハロンに挑戦するには最適のタイミングだ」と語った。