仏2000ギニー馬メトロポリタンが引退、フランスで種牡馬入り

2024年11月01日 11:05

 今年のG1仏2000ギニーを制したメトロポリタンが現役を引退し、フランスのハラス・エトレアムで種牡馬入りすることが発表された。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 メトロポリタンはザラック産駒の3歳馬。仏2000ギニーでは人気薄ながら勝利を収めると、その後も英G1セントジェームズパレスステークス3着、仏G1ジャックルマロワ賞2着とマイル戦線で活躍した。10月の英G1クイーンエリザベス2世ステークス8着がラストランで、通算成績は7戦3勝。

 ハラス・エトレアムのN.シャンブール氏は「メトロポリタンの血統は繁殖に関して価値ある資産。ドバウィ、ストームキャット、シャーペンアップの末裔でありながらダンチヒとサドラーズウェルズの血が入っていないため、多くの牝馬と交配できる」と語り、競走馬としても闘争心と早熟性、生来のスピードといった資質を高く評価している。