英マイルG1クイーンアンステークスでの2着があるドックランズが、現在の豪州遠征後に12月の香港国際競走に向かう予定を立てていることが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　ドックランズはH.ユースタス厩舎が管理するマサート産駒の4歳馬。今年6月のロイヤルアスコット開催でのクイーンアンSでチャリンの2着と善戦した。夏のG1英インターナショナルステークス7着後は豪遠征に出て10月末のG1コックスプレートで5着だった。

　9日のG1豪チャンピオンズステークスでは、コックスプレートを圧勝したヴィアシスティーナと再戦の予定。ユースタス調教師は「この後の香港行きは計画どおりなので、その前にオーストラリアでいい結果を出せれば」と『Grosvenor Sport』にコメント。

　ここ2戦は中距離で結果を出せていないが、同師は「コックスプレートでは本当に10ハロンを走り切ったのか分からなかった。土曜（豪チャンピオンズS）はスタミナについてもっと分かるだろう」と語り、「ヴィアシスティーナの2着ならそれでもいいが、彼がベストを尽くしてもっといい着順になることを期待している」と続けていた。