BCスプリント回避のザチョーズンヴロン、来年も現役続行へ

2024年11月11日 13:22

 目標としていた現地2日の米G1ブリーダーズカップスプリントを獣医判断によって出走不可となっていたザチョーズンヴロンが、休養の後に来年も現役を続行することが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 J.クルージャック厩舎のザチョーズンヴロンはヴロンスキー産駒の6歳セン馬。昨年は8連勝でG1ビングクロスビーステークスを制し、BCスプリントは5着。今年は再び6連勝でビングクロスビーS連覇を果たしたが、8月のG2パットオブライエンステークスで2着に敗れると、10月下旬にカリフォルニア競馬委員会の獣医リスト入りとなってBCスプリントに出られなかった。

 足首に軽度の故障が見つかったザチョーズンヴロンについてクルージャック調教師は「4カ月ほど休ませてから復帰させる。休養前と同じ馬のまま戻ってくると確信している」と話している。