バーイードの来年種付け料は約1300万円、前年から下落もシャドウェル最高値
2024年11月12日 12:10
2021年から22年にかけて欧州G1を6連勝した名馬バーイードの来年の種付け料が6万5000ポンド(約1300万円)となることを、オーナーのシャドウェルが発表した。
シーザスターズ産駒のバーイードはクイーンエリザベス2世ステークスなどマイルG1を5連勝し、22年8月には中距離G1の英インターナショナルステークスも勝利。引退レースの英チャンピオンステークスで4着と初黒星を喫したが、11戦10勝の成績を残して種牡馬入りした。
なお6万5000ポンドの種付け料はシャドウェルの種牡馬で最高値ではあるものの、これまでの8万ポンドからは下落。シャドウェルの欧州血統マネージャーを務めるS.コリンズ氏はブリーダーが「予測不可能な状況」に直面していることを認めている。
そのうえで同氏は「バーイードはシャドウェルにとって非常に重要な種牡馬であり、私たちは彼の初年度産駒に大喜びしている。並外れた能力、優れた血統、完璧な馬体を考えると、本当に見逃せない若手種牡馬だ」と続けた。