有力馬主を失ったヴェリアン師に強力援軍、来季からゴドルフィンが所有馬を預託

2024年11月13日 12:50

 今週末のマイルチャンピオンシップにチャリンを送り込む英国のR.ヴェリアン調教師が、来シーズンから新たにゴドルフィンの預託先となることが明らかとなった。『thoroughbreddailynews.com』欧州版が英競馬メディア『racingpost.com』の情報を元に報じた。

 ヴェリアン師の下には2025年シーズンからゴドルフィンの1歳馬が4頭送り込まれ、それぞれデビューを待つことになるとのこと。これにより、ゴドルフィンの英国における預託先はC.アップルビー調教師、S.ビン・スルール調教師、J&T.ゴスデン調教師、S&E.クリスフォード調教師に続き5厩舎となる。

 ヴェリアン師は今シーズンに有力オーナーのオバイド殿下とアモレーシングから預託を打ち切られており、ゴドルフィンの決定はタイムリーなサポートになると『thoroughbreddailynews.com』は評価している。

 なお、ゴドルフィンはファイサル殿下と共同所有し、2016年のG1ロッキンジステークスなどを勝ったベラードをヴェリアン厩舎に預託していたことがある。