豪G2W.A.ギニー、牝馬のストーリーヴィルが重賞連勝

2024年11月24日 08:38

 現地23日、豪アスコット競馬場で行われたG2W.A.ギニー(3歳、芝1600m)は、後方5番手で最終コーナーを迎えた2番人気のストーリーヴィルが直線で馬群の大外から末脚を伸ばし、先に抜け出した2頭をまとめて差し切った(0.28馬身差)。

 序盤から中団の後ろに構えたストーリーヴィルは、単騎で飛ばす逃げ馬から10馬身ほどの位置で中間点を通過。直前の9番人気ザメリーマンと4番人気オリンピックパークを追い掛けるように直線に入ると、前で叩き合う両馬を最後の一完歩で差し切った。

 ザメリーマンがオリンピックパークとの2着争いを0.23馬身差で制し、1番人気のセプテンバーボーンは道中4、5番手から伸び切れず8着に敗れた。

 ストーリーヴィルはG&A.ウィリアムズ調教師が管理するオーバーシェア(父アイアムインヴィンシブル)産駒の牝馬。2歳終盤の5月22日にデビュー勝ちすると、10月の3歳初戦で2勝目を挙げ、前走のG3W.A.チャンピオンフィリーズステークスで重賞初挑戦、初制覇を飾っていた。これで通算7戦4勝としている。