豪G1レイルウェイS、ポートロックロイが正攻法で重賞初制覇

2024年11月24日 08:40

 豪G1レイルウェイステークス(3歳以上、芝1600m)が現地23日にアスコット競馬場で行われ、先頭から2馬身圏内の好位をキープしたポートロックロイ(4番人気タイ)が直線の残り200mで先頭に立ち、道中並走の13番人気コンフォートミーを振り切った(0.73馬身差)。

 好発のポートロックロイは序盤の先頭争いから3、4番手に控え、内のコンフォートミーと並走するように中間点を通過。直線には先行する2頭の外から進入してスムーズに抜け出すと、前が壁になって後手に回ったコンフォートミーの追撃を振り切った。

 さらに0.03馬身差の3着には最後方から馬群の内を突いてスーパースミンクが追い込み、移籍前の欧州ではライトインファントリーの馬名だった1番人気ライトインファントリーマンは、中団馬群の中から捌きに手間取り12着に敗れた。

 ポートロックロイはA.ニーシャム&R.アーチボルド調教師が管理するベターザンレディ(父モアザンレディ)産駒の4歳牡馬で重賞初制覇。これ以前に5戦した重賞はG3での2着が最高で、前走のゴールデンイーグルは勝ち馬から2.11馬身差の6着だった。