​仏2歳G1馬バーティカルブルーが競りに、「来年の仏オークス馬になれる」と調教師

2024年11月25日 13:05

 10月に仏2歳G1マルセルブーサック賞を制して来年のクラシック候補に浮上したバーティカルブルーが、現地12月3日のタタソールズ・ディセンバー・メアズ・セールに出されることが分かった。

 F.グラファール厩舎のバーティカルブルーはメーマス産駒の牝馬(母父シーザスターズ)で、現在はジェミニスタッドらが共同所有。マルセルブーサック賞では超良血馬で大本命だった同厩のザリガナをハナ差で下す金星を挙げるなど、5戦2勝、2着3回の成績を残している。

 クラシック有力候補と目される2歳馬が競りに出されるのは異例で、競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によるとグラファール調教師は「来年もマイル路線に留まる理由はない。すでに5回走っている経験があるし、10ハロン路線の仏オークス馬にだってなれるだろう。なれない理由はないと思う」と語っている。