ユーゴットトゥミーは9.6億円で落札、バーティカルブルーらにも高値

2024年12月05日 12:25

 現地2日から英ニューマーケットでタタソールズ社のディセンバーメアセールが開催され、今年の愛オークス馬ユーゴットトゥミーら有力牝馬が多数落札されている。

 7月に愛オークスを制し、8月の英G1ヨークシャーオークスでも2着と好走したナサニエル産駒のユーゴットトゥミーは、4日目時点での最高値となる480万ギニー(約96000万円)でイラン系実業家のK.ジューラブシャン氏が率いるアモレーシングが落札した。

 2番目の高値は、仏2G1マルセルブーサック賞を勝った来年のクラシック候補バーティカルブルー(父メーマス)。今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを勝ってジャパンカップにも参戦したゴリアットの馬主でもあるJ.スチュワート氏のレゾリュート・ブラッドストックが320万ギニー(約64000万円)で落札した。

 3番目はクールモアのハイクレアスタッドが300万ギニー(約6億円)で落札したビリービング。メーマス産駒の4歳牝馬でG1勝ちこそないが仏短距離重賞を2勝し、今年の欧州短距離路線ではナンソープステークスなどのG122回、31回と好走した。