仏オークス馬スパークリングプレンティがセールで落札、SSの血を引くダビルシムはリビアへ

2024年12月12日 12:05

 現地10日までフランスのドーヴィルで行われていたアルカナ・ブリーディングストックセールで、今年のG1仏オークスを制したスパークリングプレンティ、サンデーサイレンス産駒ハットトリックの後継種牡馬ダビルシムなどが落札された。

 同セール最高額の500万ユーロ(約8億円)でオセアニック・ブラッドストックとクールモアに落札されたスパークリングプレンティはキングマン産駒。今年6月に仏G2サンドリンガム賞と仏オークスを連勝した。その後も英G1ナッソーステークスと仏G1オペラ賞で3着に入るなど、通算115勝の成績を残している。

 16万ユーロ(約2600万円)で落札されたダビルシムはフランスで生まれたハットトリック産駒の16歳馬。現役時代に仏2G1ジャンリュックラガルデール賞を勝ち、種牡馬としては仏G2ドラール賞など重賞3勝のオリゾンドレらを出した。フランス競馬専門紙『パリチュルフ』によると、今後はリビアで種牡馬生活を送るという。

 そのほか、今年の英G1サンチャリオットステークスを勝ったタムファナの母トレスマニフィックが140万ユーロ、昨年の米G1ブリーダーズカップジュベナイルターフを勝ったアンクエスチョナブルの母ストロベリーレースが90万ユーロで落札されている。