米年度代表馬候補のソーピードアンナ、あごの骨片除去手術

2024年12月16日 11:00

 今年の米年度代表馬の有力候補とも見られている3歳牝馬ソーピードアンナが、あごの骨片を除去する手術を受けたことをK.マクピーク調教師が15日に明らかにした。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

 ファストアンナ産駒のソーピードアンナは、春から初夏にかけてケンタッキーオークス、エイコーンステークス、コーチングクラブアメリカンオークスと3歳牝馬路線でG13連勝。同世代の牡馬と争った8月のG1トラヴァーズステークスではフィアースネスのアタマ差2着に入った。

 秋は9月のG1コティリオンステークスから11月のG1ブリーダーズカップディスタフを連勝。今年を76勝(G15勝)の成績で締めくくった。

 マクピーク調教師は「口の中にできた傷を見守っていたが治らなかった。検査すると小さな骨片が問題で、除去する必要があると分かった」とコメント。手術は無事に成功し、ソーピードアンナは年内をこのままケンタッキー州で過ごした後、4歳シーズンに向けての調教に戻る予定だという。