​ロケットキャンが1年10カ月ぶりの重賞勝ち、米G3ハーランズホリデーSで復活

2024年12月23日 11:10

 現地21日、米ガルフストリームパーク競馬場でG3ハーランズホリデーステークス(ダート8.5ハロン)が行われ、J.アルバラード騎乗のロケットキャンが1年10カ月ぶりとなる重賞勝ちを果たした。

 道中は中段からやや後方に控えたロケットキャンは、第3コーナーで外からまくってロングスパート。直線半ばで先頭のタンバランバをとらえると、そのまま1馬身1/4差の勝利を収めた。

 W.モット厩舎のロケットキャンはイントゥミスチーフ産駒の4歳馬。昨年2月のG3ホーリーブルステークスで重賞初制覇を果たしたものの、5月のG1ケンタッキーダービーは9着。以降は重賞戦線から遠ざかっていたが、久々の重賞出走で鮮やかな復活を見せた。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、モット調教師は来年1月25日に今回と同じガルフストリームパーク競馬場で行われるG1ペガサスワールドカップが次走になる可能性を示唆。「9ハロンが得意かは未知数だが、彼が好きな競馬場なので検討する必要がある」と語っている。